住宅ローン金利

実質金利(APR)とは?銀行のホームページ上の表面金利だけで比較して損していませんか?

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国内に数ある住宅ローンの中からお得なものを選ぶ指標として、各金融機関が公表している「金利」を比べて比較するのが普通です。

実際のところ、だいたいの金融機関の住宅ローンのページで、1番に目に飛込んでくるのは「〇.〇%」とかの金利の数値だなぁ。
それが、いわゆる「表面金利」というもの。この「表面金利」だけで住宅ローンを比較してしまうと、損してしまうことがあるので、「実質金利」というもので、住宅ローンは比較するべきなんです。
そう書いてある住宅ローン比較サイトも多いけど「実質金利」ってなに?

住宅ローンの「表面金利」と「実質金利」とはどういうものなのか、詳しく見ていきます。

 

表面金利とは

住宅ローンの表面金利とは、「適用金利(または優遇金利)」のこと。金融機関のホームページによく掲載されている数字と思ってください。

借入時に適用される金利で、一定の条件で優遇される「優遇金利」の場合もあります。

まあ、これ以上の説明の必要も無く、表面上の金利というわけです。

ただ、この表面金利の数値だけで判断してしまうと、本当にお得な住宅ローンかどうか見誤ってしまう可能性があるのです。



 

住宅ローンの諸費用はさまざま

住宅ローンの諸費用も金融機関によってさまざま。表面金利だけで見ると安くても、手数料や諸費用が高くて、結果的に、表面金利が高かった住宅ローンの方がお得だったということが起こりうるのです。

分かりやすく極端な例で見ると(【住宅金融支援機構の返済プラン比較シュミレーション】使用)

【プラン1】表面金利では「0.9%」となっているが、「融資手数料」が「定率 融資額×2.16%」となっているもの

【プラン2】表面金利では「1%」となっているが、「融資手数虜」が「定額 4万円」となっているもの

(3,000万円借入、期間35年、全期間固定、元利均等、保証料・団信保険料は考えないもの、という同じ条件)

で比較してみると

支払う利息分は当然【プラン1】の方がお得となるものの、融資手数料の分でかなり差がついて、総支払額で見ると、【プラン2】の方がお得だった。

表面金利で見ると低くてお得に見えても、その分、諸費用を高く設定していると、結局同じくらいだったり、損してしまうこともあるということです。

融資手数料のみで試算した例だと、簡単に比較できるけど、「保証料」「団体信用保険料」「金利タイプ」なんかも加わってくると、すぐには比較できないなぁ…。
単純に表面金利だけで比較してしまうと、こういう事が起こる可能性があります。
なんだかもっとややこしくない、比較しやすい表示方法にならないの?
それが、「実質金利」という方法になります。

 

実質金利(APR)とは

実質金利は、手数料や保証料など諸費用なども含んだ金利のこと。

保証料や手数料、団体信用生命保険料などを考慮して算出される実質的なコストを示す指標です。APRとは、Annual Percentage Rate(年換算利回り)の略。

アメリカでは、一般的に使われていて、住宅金融支援機構も実質金利の利用をすすめていたりします。

実際は自分で計算するのは大変なことなので、上の例で利用した【住宅金融支援機構の返済プラン比較シュミレーション】を利用すれば、正確な数字が計算できます。

また、実質金利で比較してくれている住宅ローン比較サイトも増えています。日本でも金融機関に対して義務づけられれば、もっと比較しやすくなるんですけどね…。

表面金利だけで比較してしまわずに、実質金利も頭に入れた上で、本当にお得な住宅ローンを選ぶようにしましょう。

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