


住宅ローンの審査には「事前審査(仮審査)」と「本審査」があります。
今回は「事前審査(仮審査)」。名前から分かりますが、本審査の前に受ける審査となります。

事前審査とはどんなものなのか、かかる期間や必要書類、審査基準などについて見ていきます。
この記事の目次
事前審査(仮審査)とは

銀行など金融機関が、借りる人の返済能力をチェックします。
必要書類は?
金融機関によって違いますが、申込書・本人確認書類(免許証など)・年収に関する資料(源泉徴収票や確定申告書など)・保険証・税金関係の書類などが必要となります。
借り入れる金額や返済期間、物件の金額や面積・建物などの情報も必要になります。
ネット銀行の場合は、事前審査時には必要事項の入力のみで書類は必要ない場合もあります。
▶住宅ローン申し込み(事前審査・本審査)に必要となる書類をまとめてみた
審査期間は?
書類を提出し申し込んだら、早ければ即日、遅くても1週間くらいで審査結果がでます。

複数の金融機関に審査を申し込むこともできる
複数の金融機関に事前審査を申し込んで比較して選ぶという方法は、一般的に行われていることです。
最近はネットで簡単に申し込みができる銀行も多く、一括して複数の金融機関に審査を申し込めるサービスもあります。
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審査基準は?
事前審査は、申し込んだ人の収入や自己資産に対して、住宅購入が負担になりすぎないか、返済はしっかりと行っていけるか、など、信用情報や返済能力などについて審査されると言われています。
また、自動車ローン事業者ローンなど、他の融資借り入れ状況も見られます。
「完済時の年齢」、「返済負担率」、「年収」、「勤続年数」などが確認されます。
「事前審査にさえ通れば本審査はまず通る」は真実!?

自分も、銀行の担当者に
というようなことを言われました。まあ、いろいろなパターンを見てきて判断して言ってるんだと思います。
これが真実かどうかは分かりませんがよく見かけます。

事前審査は早めのタイミングで
住宅ローンの正式申し込み・本審査の前に行う事前審査(仮審査)について見てきました。
物件探しと一緒に住宅ローン探しも始めて、目当ての物件ができたら「事前審査」を受けられるように、早めに動いておくのが大切です。
参考記事
いい物件があったのに、住宅ローン審査が通らなくて、契約を進めていても白紙になってしまったり、他の人に買われてしまうというケースもよくあるそうです。
物件購入の申し込み前にしておいてもいいくらいのつもりで、早いタイミングで通っておくのが安心です。
事前審査に落ちてしまった・・・
もしも事前審査に落ちてしまったという場合は、落ちた理由をしっかりと考えて対処する必要があります。
基本的に金融機関が落ちた理由を教えてくれるということはないと思うので、自分でどこが問題があったのか考えてみましょう。
住宅ローンの事前審査(仮審査)についてまとめ
事前審査では、金融機関が、借りる人の返済能力などがチェックされます。信用情報や返済能力などの基準について審査されると言われています。
申込書・本人確認書類(免許証など)・年収に関する資料(源泉徴収票や確定申告書など)・保険証・税金関係の書類などが必要となりますが、金融機関によって違います。
審査期間は、早ければ即日、遅くても1週間くらいで結果が出ます。
事前審査は早めのタイミングで申し込めるように、住宅ローン選びも早めからやっておきましょう。
事前審査を無事通過できたら、続いて「物件の売買契約」を経て本審査が待っています。
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